2026/02/13 19:45

多弦ギターによくある、低域がモヤモヤして抜けてこない現象は避けたい。

たっぷり歪ませる前提で、低域を綺麗に鳴らしたいんです!


弦の振動でボディーを鳴らす…、でも吸収されてはいけない。

鳴らしたボディーの振動を、しっかり弦に返してやる必要があります。

そして大切に育てた振動を電装系に流し込むわけです!




ピッキングにより入力された力が、

アタックとサスティーンに分配されると思うんです。

ギターの構造・材質により、分配率が変わるイメージです!


仮に「10」という力でピッキングしたとします。


アタックに「7」、サスティーンに「3」分配されればアタックが強調されたトーンになり

逆にいうとサスティーンが足らないと感じるかもしれません。


アタックに「4」、サスティーンに「6」だと、

スムーズとか甘いトーン…とか言われるんじゃないでしょうか?


ピッキングされた弦の振動は楽器全体に行き渡り、

その楽器特有の振動に変化し、再び弦を揺らします。

その振動をPUが信号化し、電装系に流し込みます。


電気信号に変換される前に、弦振動を狙ったトーンに

しかも各弦・各ポジションでバランス良く鳴るように振動を整える必要があり

ネックとボディーのジョイント方法が、

アタックとサスティーンのバランスを作るのにとても重要だと思います。


私が求めるトーンはアタックとサスティーンの偏りがないバランスの良いもの。

それにはディープセットネックというジョイントが必要です!




振動は硬いモノから柔らかいモノへ

重いモノから軽いモノへと伝わりやすく、

逆は振動を減衰させてしまいます。

弦の振動は弱まり、弱まった振動をPUが拾います。


これは音質の話ではなく、単純に振動だけの話!

アコースティックな鳴りや 枯れたトーンが必要なら、

弦振動を失ってでも 柔らかく膨よかな木材が必要です。


しかし全ての弦をバランス良く綺麗に響かせたいなら、

低域をボディに吸収されるのは出音のバランスを崩す結果になります。

ボディ材に適度な硬さが必要な理由です。