2024/10/02 20:15
今回心配しているのは、弦のテンションがギター側とベース側で大きく違うことです。
あくまでも計算上ですが、全体のバランスを保とうとすると7弦は .085 になります。
これではベースらしさが無くなり、普通の7弦ギターと大差無くなってしまいます。
恐らく .095 でも役目は果たせると思いますが、せっかくの実験機ですので .105 を張ることにしました。
しかしボディ材に使用したアルダーが
.105 の振動を受け止めきれていないように感じたので .100 に落ち着きました。
何も工夫をしなければ、1弦側より7弦側の方が激しく順反り
ベース側の演奏が辛くなり、音抜けや押し出しが悪くなるはずです。
ネック材の選定や木取り以外の対処法として
トラスロッドの仕込み位置を7弦側にずらし、カーボンファイバーの角棒もずらして埋めました。
今のところこの策が成功したように思いますが、今後の経過を見守る必要があります。
嬉しいことに試作機の試奏・検証を〝でわひろき音楽教室〟の出葉さんにお願いできることになりまして😄
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しかし安っすいロッドに薄っすい塗膜、試作機ならではのお値打ち仕様。
この子にとってはハードな検証になりそうですな‼️