2024/02/08 19:15

ブリッジサドルからボールエンドまでの距離と角度はとても大切で、
ブリッジサドル上での弦の折れ角が急激な設計だと
低音弦はパスラインを曲がりきれず、大きく湾曲してしまいます。

その結果、ピッチが不安定だったり
音抜けが悪くなったりと、出音に問題が生じます。
逆に角度が浅すぎると、指板方向へのテンションが足りず
弦落ち等の問題につながります。

これらを解決するため、ブリッジ位置をオフセットしています!
オクターブチューニング後のサドルの位置に合わせて、
1弦から7弦に向けブリッジの位置をオフセットしました。

 

フレットは磨耗やサビ、汚れや傷により形が崩れた場所で小さなバズが発生します。
ブリッジサドルも然り、これが音質劣化の原因の一つです。

ステンレス製のフレットは、従来のニッケルシルバー製に比べ硬質です。
磨耗やサビに強く、擦り合わせ直後のクリアーでコシのある音質が長く続きます!