2023/12/12 20:30

エレキギターの音質を構成する要素の中で、PUの占める割合は非常に大きく
改造といえば、まずPUの変更を考える方も多いと思います。
 
もし何度かPUを交換しても不満が残るようであれば、
ギターの構造自体に問題があるんだと思います。

そもそもPUは弦の振動を電気に変換するパーツです。
その楽器が生み出せない振動は拾えないし、増幅もできないのです。

何らかの形で構造そのものを見直し、弦振動を改善する必要があります。
材質や構造が何よりも大切な理由です。
基本である生鳴りを調整した上で、PUは選びたいものです。



さて、本作初挑戦の一つ、アクティブPUの採用です。

Fishman製〝Fluence Modern Humbucker 8 String〟を選びました。

コイル構造では避けられない、ハムノイズ問題を解決した独特なPUで
コイルレスという新しい発想のマグネットPUです。

ノイズは非常に少なく、濁りのないレンジの広い音が印象的です。
ハイパワーPUで感じるコンプ感が無く、ハイゲインで破綻することもありませんでした。
配線を工夫すれば、多彩な音作りに対応できるのも魅力です。

注意点はPUを高く設定すると、磁力で弦振動を抑制してしまうようで
サスティーンに問題が生じました。
この辺りはシビアなセッティングが必要です。

リアPUはセラミック製で、アタックの強いドンシャリ系。
フロントPUはアルニコ製で、アクティブの割にクリーンもイケる!
濁りのない艶のあるサウンドです。

コイルタップは通常のハム→シングルとは別物、音量感はそのままで繊細さが増す感じです。
〝High Frequency Tilt〟はEQの一種と思われます。
モダンさが無くなりトーンが落ち着き良い雰囲気、これ使えます! 

 

7弦ギターにもかかわらず、8弦用のPUを選んだのは
上部から見たPUの面積が広いほど、低域をしっかり出力してくれると感じているからです!

今までどおり配線・ハンダには信号ロスを限界まで減らす
クライオ処理が施された高品質なオーディオ用を使用しています。