2023/05/30 21:15

ピックアップはソープバータイプの〝バルトリーニ / P462J〟を装備。
中身はハム構造で低ノイズ、少しパワー感のあるタイプです。
これを豊かな倍音が魅力的な仮想48フレットの位置にセットしました。

アクティブ回路は〝バルトリーニ / HR-4.7AP〟を選択。
ヘッドルームが豊かで、深みと透明感が印象的!
生っぽい音からロックサウンドまで幅広いサウンドメイクが可能で、
オールマイティーに使えるタイプです。

コントロールの詳細です。
右から順に、

①ボリューム(push:アクティブ/pull:パッシブ)
②上段:トレブル/10kHz ±18dB(センタークリックあり)
 下段:ベース/30Hz ±15dB(センタークリックあり)
③ミドル/±13dB(センタークリックあり)
④ミドル周波数切り替え(上:250Hz/中:500Hz/下:800Hz)

・ボディ裏に配したジャックにプラグインしないかぎり、電源が入らない設計となります。
・9V乾電池はコントロールキャビティー内にあり、2つ必要とします。
・電池の寿命は、カタログスペックでは平均使用4ヶ月とありますが
 実際には使用頻度により、なんともいえません。



配線にもこだわりがあります。
信号のロスを限界まで減らしたいからです。
配線材やハンダまで、クライオ処理を施された高品質なオーディオ用のものを使用しています!

クライオ処理とは、金属生成技術の一つで冷却処理のこと。
ザックリとした説明になりますが…、
金属の硬質化や均一化を可能にした技術で
原子の並びを整え、不純物を除去しているようです。

電装パーツに与える恩恵は、電気抵抗が減り通電が良くなるところ。
実際、配線やハンダを入れ替えるだけで
ノイズの減少、高域の抜け、音圧や押し出し感も上がってくるのを実感しています!

アース線にスズメッキ軟銅を使うのも忘れてはならない要素です。
信号の入り口であるPUからジャックやアースまで、
回路全体の通電を良くすれば、解りやすく音像が上がります!



エフェクターやアンプを試す前に、
楽器そのもので 改善の余地はまだまだあるなと感じています。
配線材の総入れ替え、気になる方は是非お試しください!