2022/10/02 23:45

詳細な数値管理は難しいが、弦8本でザックリこのぐらいのテンションがかかっている。


このテンションに負けない、狂わない、捻れない、強靭なネックが必要なわけだ…。




見えないところを紹介しておきたい。


ネックに埋まっているトラスロッドとカーボンファイバーだ!




ロッドは準反り・逆反り、両方に効くタイプ。


その両脇にはカーボンファイバー製の角材を挿入。




これによりハイポジションまでグリップを薄くしても、


弦のテンションに負けないネックに仕上がっている!




多弦ギター多弦ベースの構造には欠かせないと思われるこのシステム…。


当然、音質にも影響があり、


コンプレッション感を持った硬めの鳴りに傾くこととなる。




もしもビンテージ感やオープンな鳴りを求めるなら、


この構造は避けることも検討しなければならない。